納骨堂の種類で費用やメリット・デメリットに違いが出る!
ロッカー式/棚式
室内に並ぶロッカー・棚の中に遺骨を保存するのが、ロッカー式/棚式の納骨堂です。広さこそ限られるものの、個別に設けられたスペースで管理されており、価格も比較的抑えられます。
ただし、見た目が無機質に感じられる場合もあり、人によっては利用に抵抗感を感じるかもしれません。現在では、明るい雰囲気のロッカー式/棚式納骨堂も増えています。
仏壇型
上部に仏壇、下部に納骨スペースを設けたのが、仏壇型の納骨堂です。ロッカー式/棚式よりも広いスペースが利用できるため、複数人の納骨ができる、お花や故人縁の物を飾れるなど、多くのメリットがあります。
見た目もいわゆる仏壇に近いため、利用にあたっての心理的抵抗も薄いでしょう。ただしその分、価格は少々高くなる傾向にあります。
自動搬送式
自動搬送式の納骨堂では、遺骨はバックヤードに管理されており、お参りをする際のみ、所定の場所に機械で自動搬送されます。他の納骨堂よりも狭いスペースで実現できるため、駅の近くなどアクセスに便利な場所にあるのが特徴です。
24時間対応しているところもあり、気軽にお墓参りをすることができるでしょう。デメリットとしては、心理的な抵抗感や機械の故障の可能性などがあげられます。
室内型墓所
室内型墓所とは、納骨スペースに墓石を置くことができる納骨堂です。見た目が従来のお墓に近いため、ご高齢の方もあまり抵抗なく利用でき、さらに天候に関係なくお参りすることができます。
デメリットとしては、永代供養料・お布施の他に墓石代がかかることです。他の方法よりも高くなるケースが多いので、費用重視の方にはあまり向かないでしょう。